東芝セラミックス、Hyperion Planningで予算管理システムを刷新

CNET Japan Staff 2007年03月05日 14時14分

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 ハイペリオンはこのほど、シリコンウエハや半導体などの製造・販売を手がける東芝セラミックスがハイペリオンの予算管理ソフトウェア「Hyperion Planning」を導入し、新しい予算管理システムを構築したことを発表した。電通国際情報サービスが導入プロジェクトをサポートした。

 東芝セラミックスでは、予算編成に多大な時間と人数を費やしているにもかかわらず、効率的に機能していないという課題を解決するために、新たな予算管理システムの構築を決定。2005年、予算データの一元管理、集計作業の負荷軽減、拡張性のあるプラットフォーム実現などを期待してHyperion Planningの採用を決めた。

 導入後、それまで事業部ごとに管理していた販売、経費、設備投資、人員などの予算データをHyperion Planningで一元管理できるようになった。これまでどおりExcelフォーマットを使いながら、専用マクロを使ってHyperion Planningにデータを取り込む仕組みも実装したため、現場の作業負荷をそのままに、予算編成業務を約2カ月から約1カ月へと短縮することに成功した。

 また、バランスシート(B/S)やキャッシュフロー(C/F)の作成も、従来の半分の人数が約3分の1の期間で行えるようになったという。

 東芝セラミックスは、2006年10月にMBO(Management Buy Out: 経営陣による企業買収)の実施により東芝グループから独立を図ることを発表、現在、独自の成長戦略を展開している。

 会社の新たな改革ビジョンと方策を検討する「新生 東芝セラミックスプロジェクト」が2004年から2005年にかけて活動を行い、その中のひとつとして、業務プロセスの抜本的な見直しと、それを支える情報システムの再構築が提言され、予算管理システムを構築することが決定された。

 従来、同社では、各事業部が表計算ソフトExcelで個別に作成した予算編成原案を経理部門で収集し、修正案を再配布するという仕組みを取っていた。時間がかかるだけでなく、データの一元管理やバージョン管理もできておらず、集計が手作業であったため、集計ミスが起こる可能性が存在していた。

 さらに、組織変更に合わせた柔軟な対応が困難で、実績データと予算データを連動させる際にも、基幹システムに予算データを改めて反映させなければならないなど、多くの手間がかかっていた。

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