非接触ICカード・RFID、2010年度には18億8400万枚に--矢野経済研究所調べ

CNET Japan Staff

2007-04-04 13:33

 矢野経済研究所は4月3日、非接触ICカードおよびRFID(無線ICタグ)市場を対象とした市場調査結果を発表した。調査期間は2006年12月から2007年3月。専門調査研究員による直接面接で、ベンダーを取材した。

 同調査によると、国内の非接触ICカード・RFID市場の総市場規模は、数量ベースで2005年度4440万枚。2006年度は5600万枚になる見込みで、2010年度には18億8400万枚に伸びると推定される。

 非接触ICカードの2006年度見込需要分野別構成比は、流通分野(電子マネー、プリペイドカード、ポイントカードなど)が8.9%、アミューズメント分野が9.1%、交通・運輸分野が12.5%、ID分野が9.8%、行政分野が0.7%。

 RFIDの2006年度見込需要分野別構成比は、製造分野(FA関連)が12.5%、流通分野(小売関連等)が8.9%、物流分野(輸送・倉庫関連)が15.2%、アミューズメント関連分野(タグ)が4.5%、レンタル・リース関連分野が1.8%。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  2. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  3. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  4. セキュリティ

    いま製造業がランサムウェアに狙われている!その被害の実態と実施すべき対策について知る

  5. セキュリティ

    VPNの欠点を理解し、ハイブリッドインフラを支えるゼロトラストの有効性を確認する

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]