日本クアンタムストレージは4月10日、データデデュープ技術とレプリケーション技術を実装したディスクベースのバックアップアプライアンス「DXi」シリーズの国内正式販売を開始した。出荷も開始している。
DXiシリーズは、重複したデータを保存しないことで、中小規模およびデータセンター環境でバックアップディスクのデータ保存量を向上させることができる製品。データデデュープ技術を使用することで、散在したサイト間のディザスタリカバリ向けのツールとして、WANベースのバックアップデータのリモートレプリケーションを可能にする。
今回ラインアップされたのは2製品。最大バックアップ容量540テラバイ、最大スループットが1時間あたり800ギガバイトの「DXi5500」と最大バックアップ容量210テラバイト、最大スループットが1時間あたり290ギガバイトの「DXi3500」だ。
統合バックアップ・アプライアンスとして機能するため、バックアップソフトウェアに対しては、Fibre Channel/iSCSI接続を備えたNAS(CIFS/NFS)/仮想テープライブラリ(VTL)として利用できる。