ILOGは4月18日、同社のBRMS(ビジネスルール管理システム)製品「ILOG JRules」が、オーストラリアの大手銀行であるAustralia and New Zealand Banking Group(ANZ)の新しいエンドツーエンドのローンオリジネーションシステムのコンポーネントとして採用されたことを発表した。
ANZは時価総額でオーストラリアの上位5社に入る企業(2006年9月末時点)。全世界に1265の代理店(豪国内781支店を含む)を持ち、個人客やプライベートバンキング顧客をはじめ、中小企業、大企業、機関投資家、アセットファイナンスなど、全世界で600万人以上の顧客に金融サービスを提供している。
同行では、戦略的な事業変革プログラムの一環として、国内住宅ローン向けアプリケーションの自動化を促進することを目的にILOG JRulesを導入。金利や商品、サービスにおける変化の激しい金融業界において、柔軟かつ迅速にシステムを対応できる仕組みを実現している。
またアイログのプロフェッショナルサービスは、ANZの住宅ローン業務自動化プロジェクトにチームで参加し、導入に際してのベストプラクティス手法の提供をサポートする予定だ。