富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は6月20日、営業部門を対象とした名刺情報管理に商用版「SugarCRM」を導入したと発表した。
同社の営業部門ではこれまで、管理ツールを利用して名刺などの情報を管理していたが、名刺に含まれる個人情報を営業部門だけでなく、全社で安全・安心に共有できる顧客情報管理システムの構築を検討してきた。
その結果、同社が取り扱うオープンソースソフトウェア製品のSugarCRMを中核に顧客情報管理システムを構築し、本格的な運用を開始するに至った。新顧客情報管理システムは、プライバシーマークの認証取得へ向けた基盤としても十分な個人情報の保護機能を持つという。導入期間は企画から3週間。
同社は、今回の実績をテコにさらなる外販を狙う。