21日(米国時間)、「Apache OpenJPA」がApache Incubatorプロジェクトを卒業し、Top Level Projectに昇格した。
OpenJPA、JSR-220 Java Persistence API(JPA)のオープンソースによる実装。いわゆるO/Rマッピングフレームワークのひとつ。Apache OpenJPAは、米BEA Systemsによって2006年2月に寄贈された「BEA Kodo」のソースコードがベースとなっている。そののち、2007年4月30日にバージョン0.9.7においてSun MicrosystemsのTechnology Compatibility Kit(互換性テスト)に合格した。
Apache OpenJPAは、Apache ActiveMQ、BEA Kodo、BEA WebLogic Server、Apache Camel、Apache Geronimo、Apache Ode、Apache OpenEJB、そしてIBM WebSphere Application Serverで利用されている。また、Spring Framework、GlassFish、JOnAS Application Server、Sun Java System Application Serverなどにも含まれている。
こうした多くのプロダクトで利用されていることもあり、Apache OpenJPAプロジェクトでは、1.0.0の安定版リリースにむけて早急に開発を進めている。