日本テレロジック、ソフトウェア構成管理、変更管理ソリューションの新版を発表

CNET Japan Staff

2007-07-19 21:42

 日本テレロジックは7月19日、ソフトウェア構成管理ソリューションの新バージョン「Telelogic Synergy 6.5a」およびエンタープライズ変更管理ソリューションの新バージョン「Telelogic Change 4.7」を発表した。両製品とも、7月20日より出荷が開始される。

 「Telelogic Synergy 6.5a」は、開発、リリース管理、ビルド管理の効率化が行えるソフトウェア構成管理ソリューション。Unicode文字をサポートし、日本、中国などのアジア圏に拠点を持つチームを含んだ開発作業におけるALM(Application Lifecycle Management)の推進を容易にする。

 「Telelogic Change 4.7」は、ソフトウェアにおける不具合のトラッキング、変更要求、そのためのワークフローをエンタープライズレベルで管理可能なソリューションの新バージョン。履歴データ収集とレポーティング機能により、ソフトウェアの品質保証(QA)に対するより戦略的なアプローチを可能にするほか、新バージョンではPhilips Applied Technologiesとの共同開発による、「Enterprise Change Process」と呼ばれるパッケージが用意されている。このパッケージは、CMMIなどのプロセス改善ガイドラインやISO 9000などの品質基準をサポートし、すでに900ユーザー以上に導入実績がある。

 テレロジックでは、ビジネスプロセス最適化(BPO)、開発ライフサイクルの自動化(ALM)、モデル駆動型開発環境の管理(MDD)といった要素を統合することにより、企業目標と技術に対する投資の整合を図る「ELM(Enterprise Lifecycle Management)」と呼ばれるコンセプトを提唱している。今回、発表された各製品は、要件管理ツールである「Telelogic DOORS」や製品ポートフォリオ管理ツール「Telelogic Focal Point」などの同社製品をはじめ、他社の開発環境や管理ツールなどと連携して、ELMの推進を可能にするという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI を活用した革新的な事例 62 選 課題と解決方法を一挙紹介

  2. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

  3. セキュリティ

    新入社員に教えるべき情報セキュリティの基礎知識--企業全体を守るための基本ルールを徹底解説

  4. ビジネスアプリケーション

    生成AI活用で変わるシステム開発の現場、生成AIでローコード開発を強化する4つの方法

  5. OS

    Windows 11移行の不安を“マンガ”でわかりやすく解消!情シスと現場の疑問に応える実践ガイド

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]