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電子インボイスの記事まとめ

CPMとは何か、その重要性とSASが提供できるもの - (page 2)

高田真吾(ライトセブン)

2007-09-19 19:45

――歯車にたとえるとはどういうことでしょう?

 ABC/M、CRM、SCMなどの方法論やソフトウェアをそれぞれ1つの歯車と考えてください。歯車が噛み合って全体が動くわけで、歯車がずれてしまっても、その1つが欠けてしまっても機械は機能しません。SASは、すべての歯車を円滑に回し、全体をリアルタイムに監視しながら、詳細部分にドリルダウンして問題の根源を発見できます。ダッシュボードを通して指標が悪い方向に転じたのはなぜなのかを知り、その改善策を発見することもできます。もちろん歯車はスムーズに取り換えることができ、木製のものをステンレス製に進化させることもできます。

――PMに将来予測は必要なのでしょうか?

 SASの本来の強みは将来予測にあります。そして、過去のデータに基づいた分析によって、現状の課題とその原因を導き出すことにも長けています。つまり、SASのPMは過去の実績管理と将来の予測をどちらも可能にするのです。

――将来予測は過去の情報に基づいて立てるものではないのですか。

 常にそうだとは限りません。SASは、将来予測をするためのアルゴリズムを300種類も用意しています。その中からユーザーに最もフィットしたモデルを用意できるので、高品質かつ正確な予測ができるのです。たとえば、SASの強みの1つに、定期的な財務予測の実行能力があります。これは、1カ月ごとに自動で財務予測を行う仕組みで、開拓すべき顧客、維持すべき顧客、不良顧客などを把握して将来的な利益と損失を算出することが可能です。

――多くのベンダーがPMのメッセージを出していますが。

 多くの日本企業が導入しているPMツールは、生データを分析し、標準データを出力しているだけのもので、企業の現状を示唆してくれるに過ぎません。

 この図を見てください(下図参照)。SAS以外のツールは、レベル2の段階で止まってしまいます。これに対して、SASのソリューションはレベル6の最終段階に達しています。企業の現状を知るだけでなく、その現状に至ったプロセス、将来予測、さらに情報を精査して最適化を図ることで、向かうべき選択肢や最善の対処法を提示できます。企業がPMによって競争優位性を獲得するためには、分析技術の活用が不可欠なのです。

インテリジェンスアーキテクチャ インテリジェンスアーキテクチャの進化(Cokins氏著「パフォーマンスマネジメント」より)

――他のBIベンダーもSASと同等のレベルまで分析可能だと言っています。

 「優れたPMを可能にする製品」と、われわれの「優れたPM製品」はまるで意味が違います。たとえば、あるBIベンダーのABCシステムとストラテジーマップの相互依存関係は非常に弱く、インテグレーションによる相乗効果を得ることはできません。方法論が不完全で、相乗効果が得られず、分析に役立つせっかくの情報を生かせないのが現実です。これではレベル6の実現は不可能で、よくてもレベル3に達していればいい方ではないでしょうか。

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