SAS Institute Japanは10月20日、BI(ビジネスインテリジェンス)ソリューションと「情報進化モデル(Information Evolution Model)」を通じて、日本企業の経営課題の解決を支援する新しい事業施策を発表した。
SASは、従来より提供してきたBIソリューションと、BIの活用を促進するための企業文化、人材育成、業務プロセスの進化を導く情報進化モデルを使った経営課題解決支援サービスを開始する。
情報進化モデルとは、企業においてどの程度情報が活用され、意思決定に生かされているかを測る“物差し”を指す。企業の情報活用度合いを(1)人的資本(2)ナレッジプロセス(3)企業文化(4)インフラ――の4次元でとらえ、レベル1〜5までの5段階で評価する。SASでは、この情報進化モデルを用いて導入されたBIソリューションのより効果的な活用体制の構築方法を指南していくとしている。