米SAS Instituteは12月19日、Major League Baseball Advanced Media(MLBAM)が、2004年SASのビジネス・インテリジェンス(BI)ソリューション「SAS Marketing Automation」を採用したことに続き、新たにMLBAMのみではなく各球団に対し、SASのBIソリューションの採用を拡大したことを発表した。
メジャーリーグのインタラクティブメディアとインターネット部門であるMLBAMは、SASのマーケティングソリューションを活用することで、球場やオンラインで野球のエンターテイメントとしての可能性を拡大し、付加価値サービスや適切なキャンペーンを行なうことで顧客ロイヤリティ向上を実現している。
MLBAMは、SAS Marketing Automationソリューションを継続して採用することに加え、新たにSASの分析/レポーティング環境「SAS Enterprise BI Server」を、同社の全オフィスとMLBの各球団に採用。球場、電話、ウェブなど多様なチャネルから収集された顧客に関する膨大な情報を取得/分析し有効活用することを実現した。
これにより、適切かつ迅速に顧客のニーズを把握することができるため、新たなビジネスチャンスを創出することが可能になる。