9月13日、Canooはリッチインターネットアプリケーション(RIA)向けのJavaライブラリ「UltraLightClient 6.2」をリリースした。
UltraLightClientは、Swingのユーザインタフェースコンポーネントと、サーバサイドJava EEのアーキテクチャとのギャップを橋渡しするライブラリ。開発にJavaを用いることによって、Ajaxの深みにはまることなくリッチクライアントアプリケーションを開発することを可能にするとしている。
UltraLightClient 6.2では、同ソフトウェアを用いて開発したアプリケーションのテスト用アドオンが追加され、より容易にテストを行うことができるようになった。このアドオンは、テスティングフレームワークの「JUnit」とUIのテスト用ライブラリ「Jemmy」を用いてユーザインタフェースのテストを行えるようにするもので、遅延ローディングのようなUltra Light Client固有の機能も考慮して設計されているという。そのほかにも、いくつかの新機能が追加されている。
UltraLightClientはライセンス制で、価格は開発者1人につき1499ドル。