アシストとジャパン・ビジネス・アシュアランス(JBA)は10月9日、韓国のUNITECH INFOCOMが開発し、アシストが日本で独占販売権を持つ内部統制整備/運用評価支援ツール「Tosei Vision(韓国製品名:eXPM-Crystal)」に関する顧客向け活用支援サービスの提供で業務提携したことを発表した。
この提携により、アシストはTosei Visionの販売および技術サポートに専念。一方、JBAは財務報告に特化した支援を提供する。両社では、2008年5月末までに20社、次年度30社、3年目以降は100社にTosei Visionを導入する計画。また、2010年5月末までに支援サービスによる売上げを約5億円と見込んでいる。
Tosei Visionは、内部統制に係る評価/承認プロセスの可視化から、内部統制報告書作成まで、一連の流れを管理するためのツール。韓国では、すでに上場企業約1800社の内300社への導入実績がある。アシストでは、日本版SOX法に即応できるソリューションとして、製品の検証および日本語化を実施。2007年6月より販売を開始している。
Tosei Visionのライセンス価格は、基本ライセンスが1法人あたり525万円、法人追加ライセンスが1法人あたり105万円(共に税込)。保守料金はライセンス価格の20%となる。
また、製品の導入、各種設定、評価プロジェクト体制や方針の確認、製品インプリメンテーション、トレーニングなどを提供するTosei Vision支援サービスの価格は210万円より。支援内容や期間により価格が決定される。
そのほか、テンプレート(JBA推奨モデル)が157万5000円、導入支援コンサルティングが月間420万円または1日52万5000円、プレミアム・ヘルプデスクは年間315万円となる。