アシストは5月29日、米OpenLogicと提携すると発表した。
米OpenLogicは、企業がオープンソース・ソフトウェア(OSS)を安心して入手、サポート、コントロールすることを可能にするサービスを提供する企業。数百種類のOSSコンポーネントをバージョンごとに検証し、品質保証された認証ライブラリとして提供している。
また固定したOSSコンポーネントだけでなく、商用ソフトウェアを含んだ組み合わせ利用を検証・管理するサービスも行っている。同社は現在世界25カ国、約700社の顧客に提供しているという。
今回の提携でアシストは、最新のパッチやリリースを知らせるオープンアップデート・サービスをはじめとする支援サービスを国内の企業・団体向けに提供する。また、オープンソース・ポリシーの策定やオープンソースの統合、構成、実装プロセスを自動化するOpenLogic Enterpriseの提供も開始する。
アシストが「OpenOffice.org支援サービス」を開始するにあたり実施した顧客向け調査の中でも、OSSを利用している企業・団体は予想以上に多く、その利用において、障害対応、運用管理工数、利用技術の習得およびライセンス違反のリスク回避といった課題が挙げられていたとしている。