日本ユニシスは10月9日、ログ運用と活用を支援するサービス「統合ログ管理ソリューション」と日立製作所が開発、販売する統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」を連携する機能を開発し、提供を開始することを発表した。
この発表により日本ユニシスは、同社が2007年6月25日に発表した統合ログ管理ソリューションの中核となるアプライアンス製品「RSA enVision」に、日立のJP1/NETM/Auditで収集したログを取り込む機能を開発した。JP1/NETM/Auditは、監査時に必要となるシステム変更などの証跡記録を集積する監査証跡管理製品。
同機能は、JP1/NETM/Auditのシステム運用の監査機能に加え、RSA enVisionで管理可能なサーバやネットワーク機器などのログを統合し、情報セキュリティやIT全般統制を目的に、ログの分析、保管、報告を実現する。
日本ユニシスでは、統合ログ管理ソリューションにより、今後3年間で10億円規模の売り上げを見込んでいる。