日立、指静脈認証での入退管理システムをアジア地域で販売開始

CNET Japan Staff 2007年10月15日 17時36分

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 日立製作所は10月15日、海外向けの指静脈認証入退管理システムを製品化し、10月から中国で販売を開始すると発表した。順次、販売地域をアジア地域に広げるという。

 このシステムは、指静脈認証でドアの開錠と入退管理を行う装置だ。1つのドアに設置して単体での入退管理ができるほか、ネットワークを介してこのシステムとサーバとを接続し、複数のドアの入退管理をする大規模システムへの適用も可能だ。また、指静脈認証に加え、米HID Global製のICカード「iCLASSカード」と組み合わせて利用することで、より高レベルの入退管理システムも実現できる。

 指静脈パターンは体内にある情報で、なりすましや偽造が極めて困難とされている。日立では、指に光を透過させ静脈画像を撮影する透過光方式を採用しており、形状が複雑な細かい静脈画像まで取得可能で、直接センサ部に触れることなく高い認証精度を持つ。また、装置もコンパクトで、ATMの本人認証やPCログイン、入退管理の他にも、自動車などさまざまな分野への応用が期待されている。

 これまで日立グループでは、入退管理システムをシンガポールなどの東南アジア市場を中心に提供してきた。また、米国においても、信金中央金庫ニューヨーク支店のオフィスへの入室管理システムに同社の指静脈認証製品が採用されている。

 日立はこのシステムの販売目標として、フィジカルアクセスセキュリティ分野に向け初年度で3000台販売するとしている。

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