オープンソースSNSエンジン「OpenPNE」、2.8.5と2.10RC2が同時リリース

原井彰弘

2007-10-23 18:57

 10月23日、OpenPNEプロジェクトはオープンソースのSNSエンジン「OpenPNE」の新バージョン「OpenPNE2.8.5」および「OpenPNE2.10RC2」をリリースした。

 OpenPNEは、PHPとMySQLで動作するSNSエンジン。「コミュニティ」や「マイフレンド」、「足あと」といった、SNSに必要とされている機能をほぼ備えている。OpenPNEを利用したSNSは多数あり、So-netをはじめとして2万2000以上のSNSで利用されているという。

 今回リリースされたOpenPNE2.8.5は最新安定版。SSLが有効になっているときにファイルをダウンロードできない問題や、下書きしてからメッセージを送ると通知メールが送信されない問題など、多数のバグが修正されている。

 一方、同時にリリースされたOpenPNE2.10RC2は、次期バージョンのリリース候補版。OpenPNE2.8系と比較して、データベースにPostgreSQLを利用することが可能になったほか、携帯電話からのアクセスに関する機能が大幅に強化されている。

 同プロジェクトは、もし2.10RC2で致命的なバグが発見されなければ、10月29日にバージョン2.10をリリースするとしている。

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