Marc Guillemot氏が自身のブログで、ウェブアプリケーションの自動テストツール「Canoo WebTest」と「Selenium」の比較を行っている。
Canoo WebTestは、Javaで書かれたテストツール。HtmlUnitを用いてブラウザをシミュレートすることによりテストを実行する。一方、SeleniumはJavaScriptで書かれており、IEやFirefoxといった本物のブラウザ内でテストを実行する。どちらのツールもオープンソースだ。
この投稿では、「実際のブラウザ操作との差異」「レポート機能」「実行速度」「開発プロセスへの組み込み易さ」「スケーラビリティ」「JavaScriptのエラーの捕捉能力」「Ajaxへの対応」「導入のしやすさ」「ドキュメントの充実度」「動作の把握のしやすさ」「XPathのサポート」「正しくないHTMLへの対応」「拡張性」「データ駆動テストへの対応」「多言語サポート」「国際化サポート」「HTML以外のコンテンツへの対応」の17項目に関して比較を行っている。その結果、13対5でCanoo WebTestがSeleniumに勝利したという結果が出たと結論付けている(1項目で引き分け)。
各項目での勝敗内訳は、ブログのエントリ本文を参照されたい。