SeaMonkeyプロジェクトは11月30日、インターネットアプリケーションスイート「SeaMonkey」の新バージョン「SeaMonkey1.1.7」をリリースした。
SeaMonkeyは、ウェブブラウザ、電子メールクライアント、HTMLエディタ、IRCチャット、ウェブ開発ツールを含むインターネットアプリケーションスイート。Mozilla Foundationが開発を行っているFirefoxやThunderbirdなどのアプリケーションとほぼ同じソースコードを用いて、開発が継続されている。
今回のリリースは、セキュリティ上の脆弱性を修正するために行われたものであり、Mozilla Firefox 2.0.0.10での修正内容とほぼ同じものである。ただし、Mozilla Firefox 2.0.0.10のパッチに含まれていた画像処理に関する新たなバグは、SeaMonkey 1.1.7ですでに取り除かれているため、同日公開されたMozilla Firefox 2.0.0.11と同等のパッチはSeaMonkeyでは提供されないとしている。