アイ・ティ・アール(ITR)は1月7日、国内ERP(Enterprise Resource Planning)市場規模および市場動向を調査し、「ITR Market View:ERP市場2008」として発表した。同レポートでは、ERP市場を大企業向け、中堅企業向け、中小企業向けの3つの製品市場に分類し調査している。
調査結果では、2006年度の国内ERP市場規模は出荷金額ベースで前年比10.0%増の877億円。ERP関連の投資は堅調に伸びており、同社では引き続き2007年度も同8.7%増の成長率を予測している。
また、2006年度の中堅企業向け国内ERP市場の生産管理業務分野(出荷金額ベース)では、複数の生産管理製品をもつ富士通が12.3%のシェアで1位。2位には東洋ビジネスエンジニアリング(11.1%)、3位にインフォア・グローバル・ソリューションズ(9.1%)が続いている。
同レポートの価格は、レポート版が12万5000円、CD-ROM版が31万5000円(共に税別)。目次は、ITRのウェブサイトで紹介されている。