日本IBM、豊田通商の「廃棄物・資源循環管理システム」を構築/運用

CNET Japan Staff

2008-01-07 19:28

 日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は1月7日、豊田通商の「廃棄物・資源循環管理システム」を構築/運用することを発表した。同システムは、豊田通商がサービス開始に合わせて新たに設立する子会社が、2008年4月よりASPサービスとして提供する予定となっている。

 廃棄物・資源循環管理システムを構築することで、廃棄物などを排出する企業がこれまで現場単位でしか把握できなかった発生物の状況を一元管理することが可能。この仕組みにより、管理を連結企業グループにまで広げることもできる。

 また、社内の廃棄物管理業務をシステム化することで、業務を効率化できるほか、財団法人日本産業廃棄物処理振興センターが運用する電子マニフェストシステム「JWNET」との連携も可能。産業廃棄物管理票(マニフェスト)のペーパーレス化により、法令で義務付けられている所轄行政への廃棄物発生状況などの報告手続も効率化できる。

 廃棄物・資源循環管理システムは、インターネット上だけではなく、JNX(自動車関連企業向け業界ネットワーク)上でも提供する予定。日本IBMは、実績のあるITインフラとスキルを活用することで、開発期間の短縮、および開発/運用コストの低減を支援する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  4. セキュリティ

    2025年はクラウドを標的にする攻撃が増加!?調査レポートに見る、今後警戒すべき攻撃トレンド

  5. セキュリティ

    最も警戒すべきセキュリティ脅威「ランサムウェア」対策として知っておくべきこと

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]