Microsoftは4〜6週間をかけた「Office Live Small Business」サービスの新機能の提供を開始した。
Office Live Small Business(昨年のブランド名改称前は「Office Live」として知られていた)は、主として「Microsoft Office」を補完するために設計されたウェブサービスのアドオンのセットである。本サービスは現在3種類提供されている:「Basics(無料)」「Essentials(1カ月あたり19.95ドル)」そして「Premium(1カ月あたり39.95ドル)だ。
Microsoftはさまざまな小規模企業サービスについて、カスタマイゼーションと管理を強化し、「adManager」を統合し、電子メールストレージの容量制限を引き上げる。同社は新機能を開始するにあたり、ダウンタイムが生じるかもしれないと、Office Live Small Businessのブログのなかで警告した。
「これらの変更を実施する間、サービスが利用できなくなる時間が短期間生じる予定である。こうしたサービス中断期間中、ウェブサイトのトラフィックデータは収集できず、「Reports」に反映されない。顧客への影響を最小限に抑えるために熱心に取り組んでいるのでご安心頂きたいが、そのことをご承知願いたい」
2007年7月、 Microsoftは静かに一連の既存のOffice Liveサービスを「Office Live Small Business」とし位置づけ直した 。Microsoft関係者は、同社はOffice Liveでよりエンタープライズに照準を絞ったOfficeサービスアドオンのほか、個人消費者をもっと直接的に対象とした新たなOffice Liveの「パーソナル」サービスを開始することにより、上下市場の両方に到達する計画であると述べていた。
これまでのところMicrosoftはそのいずれについても公式に発表していない。同社はたしかに新しいOffice Liveサービスである「Office Live Workspace」を2007年終わりに同ラインに追加した。このWorkspaceサービスは、オフィススイート(真っ先にMicrosoft Office)にクラウドストレージとシェアリング機能を追加するように設計されているが、現在はプライベートベータテストの段階にある。
(LiveSideに感謝する。Office Live Small Businessブログの最新情報はここから見つかる。)
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ