Microsoftは先月発表していた「Windows Live Wave 3」サービスを展開し始めた。
同社関係者が11月に指摘していたとおり、MicrosoftはLive Wave 3サービスとアプリケーションの最終バージョンを提供している。(Microsoftの図に基づくと、Phase 1の段階にあるようだと筆者は推測する。)
Microsoftは「Windows Live Essentials Suite」(Windows Liveに含まれるSoftware+Servicesウェアを組み合わせたもの)のWave 3バージョンの最終版をまだ開始していない。そのかわりに今週開始されるものには「services」のみのWindows Live成果物がある。これには「Windows Live Home、Spaces、Events、そしてSkyDriveの新バージョンと、Windows Live Groups、Photos、Profileといった完全に新しいウェブサービス」が含まれると、Microsoftは米国時間12月2日付のブログ記事のなかで説明している。これらのサービスの新バージョンはhome.live.comから提供されている。
Windows LiveとMicrosoftのSoftware+Servicesロードマップといえば、Microsoftは2日にまた、「Generation 4 Datacenter」戦略を発表した。同社広報担当者は以下の概要を示している:
「モジュラーデータセンターの背後にあるコンセプトは、MicrosoftのChicagoデータセンターでの新機軸を土台に築かれたものである。これは最大2500個のサーバが詰め込まれた輸送コンテナを収容する。コンテナ設備は、われわれがサーバキャパシティを建て過ぎることのないよう確保し、また同社がデータセンターを構築する期間を24カ月間から12カ月間に削減する。Microsoftの「Gen 4」モジュラーデータセンターはコンテナ化されたサーバの柔軟性を取り入れ、それを設備全体に応用する。そしてコンテナサーバのほかに、プレハブの機械的、電気およびセキュリティ要素のモジュラー「ビルディングブロック」で構成される。これらの設備はキャパシティの成長にあわせて追加的に建設することが可能であり、わずか3〜6カ月間で配備できるため、資本コストを20〜40%削減することが可能である。」
(Global Foundation Servicesのジェネラルマネージャーを務めるMike Manos氏による12月2日のブログ記事は、Gen4戦略と計画をさらに深く説明している。)
最近のBusinessWeekの記事によると、Microsoftは今後数年かけて少なくとも20のスーパーサイズ(そしておそらくGen4ベースの)データセンターをひとつ10億ドルで建設する計画であるという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ