編集部からのお知らせ
「半導体動向」記事まとめ
「リスキリング」に関する記事まとめ

マイクロソフトが2009年にすること、しないことを予想

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:菊地千枝子

2009-01-05 11:51

 今こそMicrosoftの評論家、記者、そしてくだらない批評をする人たちが、あえて危険を冒してMicrosoftに関するこれからの1年を予想するときである。

 筆者は2008年のMicrosoftに関する自身の予測を振り返ると、実際にある程度正しかったことに驚いている。

 筆者は自分の予測のうち5点について正しかった。「Fiji」の再浮上(ただし実に不首尾な)からAppleがActiveSyncをライセンスしたことを認めたこと、またOOXMLがISO標準の賛同を得たことに至るまでの全てである。また早い時期に2点を予測していた。具体的には「Windows Mobile」フォンが「Zune」に対応すること(今年のConsumer Electronics Showで発表されるらしい)と「Office 14」のベータ版が出る(Officeテスターはコードをもうまもなく受け取る予定)ことである。しかし次の2点について完全に間違えていた:結局Adobeの元幹部Bruce Chizen氏がMicrosoftに加わることはなかった。(筆者の見当は?Stephen Elop氏がChizen氏が候補となりえた職を得たと思う。)そしてMicrosoftは結局「Windows 7」の技術プレビューを出すに至った。筆者はそれが2008年内に実施されることはありえないと述べていたのだ。

 そのようなわけで、筆者の水晶玉を今いちど回転させてほしい。Microsoftが2009年に実施すると考えているのは以下の通りである。

1.Windows 7の出荷。RTMが2009年第3四半期に完了しそうな話だ。ホリデーPC、またはもしかしたら新学期PCにまで、Win 7がプレロードされるだろう。

2.「Windows 7 Server」、別名「Windows Server 2008 R2」が、Windows 7と同時またはその直後に出荷される。

3.Office 14の出荷。はい、テスターが2009年初めまでコードを受け取ることがないことは承知している。しかしOfficeチームに熱意がないわけではない。いつも通り、Officeのテスターは次期バージョンがほぼ確定してからでないとテストビルドを受け取ることはないのだ。RTMの予測は?2009年第4四半期である。

4. 「Visual Studio 2010」の出荷。この名前に欺かれてはいけない。「VS 2010」は今年内にリリースされるだろう。

5.「Azure」サービスプラットフォームを開発者に提供する。Microsoftはクラウドコンピューティング開発者市場をAmazonに完全に持って行かれるわけにはいかない。関係者は10月のProfessional Developers Conferenceにおいて、Azureプラットフォームの最終版を2009年後半にリリースすると述べていた。同社はこの目標を成し遂げると思う。

6.「Zune Mobile」サービスの初バージョンを端末メーカーや電話事業者に2009年末までに提供する。「Project Pink」別名Windows MobileのZune対応は1 月のCESで披露され、2009年末までに端末上に登場し始めるだろう。

7. 「Live Search」ブランドを「Kumo」に改称する。しかしそのクエリシェアを10%以上に成長させることはできない。もしMicrosoftがYahooと何らかの検索での提携に至ることになれば(Yahooの新CEOが就任すれば、これはいまだに多少の可能性が残されている動きといえよう)、Microsoftのクエリシェアは10%を超えるが、それでもGoogleの60%以上のシェアには足元にも及ばないだろう。DellがMSNツールバーを新PCにLive Searchとともにプレロードするとの取り決めが交わされても(これは3月に実施されると聞いている)MicrosoftはGoogleのクエリシェア分野に入り込むことはできないだろう。

8. Googleによる新たな反トラスト苦情申し立ての結果として、欧州委員会の前でWindows LiveとWindows 7の統合を擁護することになるかもしれない。

9.何千という請負業者を手放し、製品グループを統合し、雇用をほぼ凍結する。しかし9万を超えるフルタイムの従業員を解雇あるいは無給の休暇をとるように要求することは一切ないだろう。

10.あまりにAppleへの羨望で心が一杯になるため、同社の消費者事業に過剰に投資する。2009年にはMicrosoftが企業分野への配慮を怠ることで、ビジネスソフトウェアやサービスの売上が害される。

 ではあなたの番です。Microsoftが2009年にすること、あるいはしないことは何だと思いますか?

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 開発

    なぜ、コンテナー技術を使うことで、ビジネスチャンスを逃さないアプリ開発が可能になるのか?

  2. セキュリティ

    2022年、セキュリティトレンドと最新テクノロジーについて、リーダーが知っておくべきこと

  3. ビジネスアプリケーション

    全国1,800人のアンケートから見えてきた、日本企業におけるデータ活用の現実と課題に迫る

  4. 運用管理

    データドリブン企業への変革を支える4要素と「AI・データ活用の民主化」に欠かせないテクノロジー

  5. 経営

    テレワーク化が浮き彫りにしたリソース管理の重要性、JALのPCセットアップを支えたソフトウエア

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]