編集部からのお知らせ
「ZDNet Japan Summit」参加登録受付中! 
新着記事集:「負荷分散」

古いマシンにWindows 7:マイクロソフトのジレンマ

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:菊地千枝子

2009-01-15 17:13

 「Windows 7」が最終的には古いハードウェア上でどれほどうまく動作するかについて、数人のブロガーが疑問を示している。Microsoftのユーザーがより高額なPCを購入するように説得するための新しい方法を常に探し続けてきた同社のハードウェアパートナーとの共生関係を踏まえると、これは興味深い疑問である。

 Windows 7のプレベータとベータリリースを使っている人たちの初期の報告からすると、Windows 7は、それほどパワフルでないプロセッサと最善とはいえないメモリを備えた古いマシンでも、かなりいい具合に動作しているようだ。実際のところ、過去数カ月間にわたり指摘されていたとおり、Windows 7は「Vista」に対応することができなかったネットブックの上でもよく動作している。(MicrosoftはWindows 7のサイズとメモリのスペースを縮小しながらも、Vistaカーネル上にそれを構築したのだ。)

 そうは言っても、Microsoftと同社のPCパートナーらは、ユーザーがWindows 7を古いマシン上で使うことにさほど乗り気であるとは思えない。彼らはユーザーに新しい、そしてできればより高額なPCを買うように推奨したい。(これはMicrosoftとOEMがマルチタッチを来るWindows 7 PCの新しい魅力的な機能として推し進めている理由の大きい部分を占めている。)Microsoftが古いXDDMドライバをWindows 7でサポートすることができたとしても、同社がそれをすることはなさそうだと思う。そうすればユーザーを新しいWDDMドライバモデルに移行させようとする意向と、ユーザーがもっと新しいPCを購入するようにさせたいという願望の両方について、矛盾したメッセージを送ることになってしまうからだ。

 Windows 7が最終版としてリリースされたときに、MicrosoftがユーザーにXPからWindows 7に直接アップグレードするオプションを提供するかどうか、あるいはVistaからWindows 7へのアップグレードのみを提供することになるかをみるのは興味深いことだ。出回っているほかのどのオペレーティングシステムよりも「Windows XP」がWindows 7にとって大きな競争相手となりそうだという点を踏まえると、このような疑問はさらに切迫したものとなる(市場シェアの観点からすると、ちょうど「IE6」が「IE7」や「IE8」の最も恐るべきライバルであるように。)

 Windows 7が古いPCの上でも遜色なく、あるいはもっと良い動作をみせるとしたら、真新しいWindows 7マシンを買うよりも、それを既存のPCにインストールすることを考えますか?

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    Google Cloudセキュリティ基盤ガイド、設計から運用までのポイントを網羅

  2. セキュリティ

    仮想化・自動化を活用して次世代データセンターを構築したJR東日本情報システム

  3. ビジネスアプリケーション

    スモールスタート思考で業務を改善! 「社内DX」推進のためのキホンを知る

  4. セキュリティ

    Emotetへの感染を導く攻撃メールが多数報告!侵入を前提に対応するEDRの導入が有力な解決策に

  5. セキュリティ

    偽装ウイルスを見抜けず水際対策の重要性を痛感!竹中工務店が実施した2万台のPCを守る方法とは

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]