#8:小粋な新機能
Vistaには、それ以前のWindowsでは追加のソフトウェアをインストールしなければ実行できない機能が数多く搭載されている。こういった機能には以下のようなものがある。
- タブレットPCを使うための機能--タブレットPCを使う際にもWindowsの特別なバージョンは不要
- 独自の音声認識機能
- 手書きメモ帳機能(Windows Journal)
- オンライン会議用のソフトウェア(Windowsミーティングスペース)
- 独自のビデオ編集ソフトウェア(WindowsムービーメーカーとムービーメーカーHD)
- パワーアップした写真編集機能(Windowsフォトギャラリー)
- さまざまな新しいゲーム
Vistaには数多くの新機能が搭載されており、これらはそのほんの一部でしかない。
#9:クイック検索
Vistaには新たに追加された素晴らしい検索機能がある。「スタートメニュー」から電子メールやファイル、ネットワーク上のフォルダまで検索することができるのだ。デフォルトではネットワークドライブをインデックス化しないようになっているものの、この機能によって問題が引き起こされたという事例も報告されている。また、あなたのマシンのリソースが豊富でないのであれば、インデックス化を行わないように設定することもできる。
#10:仮想PCと現行プラットフォーム
仮想マシンが一般的になってきている。ソフトウェアの開発者、あるいはネットワークの管理者や保守担当者であれば誰でも、複数のOSをサポートすることが当たり前であるということを知っているはずだ。このため、Windows XPをホストOSとし、その上で仮想化されたVistaを稼働させてみたくなるかもしれないが、これはやめておいた方がよい。そうではなく、VistaをホストOSとし、他のOSを仮想化するのだ。Vistaはシステムリソースを多く必要とする。このため、仮想環境上で実行した場合、自由にホストのリソースを使用できす、満足な実行速度が得られないのである。しかし、Vistaをホストとして実行するようにすれば、ホストの(そしてVistaの)性能をフルに引き出し、リソース要求の少ないOSを仮想化環境で稼働させることができるようになるのである。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ