Oracleは米国時間9月1日、「Oracle Database 11g Release 2(R2)」をリリースした。11gが最初に公開された2007年7月から2年ぶりのアップデートとなる。
Oracleでデータベース製品管理を担当するバイスプレジデントのMark Townsend氏によれば、R2ではハードウェアの統合や仮想化を重視したという。
主な改善点は以下の通り。
- 「Oracle Real Application Clusters(RAC)」へのサーバプール技術の追加。データベースグリッドのプロビジョニングや管理が容易になる。
- 「RAC One Node」の追加。ミッションクリティカルではないが冗長性を確保したいデータベースの統合が簡単になる。
- 「Automatic Storage Management」機能の改善。クラスタファイルシステムの管理をサポートするツールが追加された。
- 「Oracle Exadata Storage」アプライアンス向けのパフォーマンス改善と最適化
- データウェアハウス(DWH)システムにおけるクエリパフォーマンスの改善。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ