ウイングアーク、「Dr.Sum EA」の“チャートOLAP”ツール新版を出荷開始

田中好伸(編集部)

2009-11-02 16:48

 ウイングアーク テクノロジーズは11月2日、同社のデータ活用ソフトウェア「Dr.Sum EA」シリーズのビジネスインテリジェンス(BI)ツールの新版となる「Dr.Sum EA Datalizer MotionChart Ver3.0SP2」の出荷を開始したことを発表した。税別価格は100万円となっている。

 Datalizer MotionChartは、Dr.Sum EAシリーズのエンドユーザーインターフェースソフト群「Dr.Sum EA Datalizer」と組み合わせて活用、マウス操作だけで動的なチャート付きレポートを作成できる。同社では、“チャートOLAP”ツールと呼んでいる。

 最新版となるVer3.0SP2は、「チャート上でのデータの絞り込み、比較、抽出機能の強化」などの機能追加を行っている。チャート上でマウス操作だけでデータの選択や絞り込みができるようになり、チャート上でのデータ間の相対比較や絶対比較、ソート、集計などが可能となっている。

 また、チャート種類の変更やラベル表示などをワンクリックで直感的に実行できるアイコンを追加できる「ダイナミックアイコンの追加」、チャート操作を動的に行う「ツールメニューの追加」、チャート操作の状態を保存して、次のレポート参照時にチャートをその状態で表示させる「集計条件の保存」、その保存した状態をナレッジとしてほかのメンバーに共有できる「ナレッジ共有」などの機能が追加されている。

 このほかに、100%積み上げ縦棒や100%積み上げ横棒、積み上げエリア、100%積み上げエリアといったチャートの種類も追加されている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]