CTC、低炭素交通社会システムの共同実証プロジェクトにシステム構築分野で参加

ZDNet Japan Staff

2009-11-27 15:31

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は11月27日、「クリーンエネルギーを活用した低炭素交通社会システムの共同実証プロジェクト」に参加すると発表した。同プロジェクトは、2010年3月から、伊藤忠商事が協力会社とともに、つくば市と実施するもの。

 同プロジェクトは、つくば市内のコンビニエンスストアやガソリンスタンドをベースとして、電気自動車、急速充電器、定置用蓄電池、太陽光発電およびカーシェアリングを連携させた「低炭素交通社会システム」を実証するための複合的な取り組みという。

 CTCでは、二酸化炭素削減量を含めたエネルギー利用情報の収集、分析、表示に関するシステム構築を担当する。カーシェア管理システムの提供や強化、急速充電器管理システムの構築、店舗エネルギー管理システムの構築、およびエネルギー統合管理システムの構築が主な役割となる。

 CTCでは、今回のプロジェクトにあたり、カーシェア管理システムに関してはウィンド・カー、急速充電器の提供に関してはキューキ、データ表示と分析ソリューションに関してはSAS Institute Japanとそれぞれ協力して、システムの構築を行っていくとしている。

クリーンエネルギーを活用した低炭素交通社会システムの共同実証プロジェクト 「クリーンエネルギーを活用した低炭素交通社会システムの共同実証プロジェクト」における各事業者の関係図(画像クリックで拡大表示)

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