ロッテは埼玉県の狭山工場で設備管理システムを構築した。食の安全と事業継続、コスト削減を目的としたシステム。日本IBMが11月10日、発表した。
狭山工場は「キシリトールガム」「コアラのマーチ」といったロッテの主力製品を製造する拠点。今回導入した設備管理システムでは、日本IBMの設備保全管理ソフトウェア「IBM Maximo Asset Management」を採用。2009年5月からシステム構築を始め、11月に稼働を開始させている。
ロッテでは、設備情報の正確な管理を通じた食の安全管理、製造ラインの停止を未然に防止する事業継続、設備管理の一元化によるコスト削減といった効果を見込んでいる。
IBM Maximo Asset Managementは、設備などの資産のライフサイクル管理と保守管理を提供する製品。資産状況や関連する作業プロセスの情報を分析し、顧客の業務改善を支援するものとなっている。