EMC、ストレージ階層化ソフト発売--「事業仕分け」並に画期的な「自動仕分け」でコスト削減 - (page 2)

大河原克行

2009-12-15 14:53

 また、Symmetrix V-Maxでは、FASTソフトウェアSuiteを導入することで、システム購入コストを20%削減できるほか、手動で行っていた分析、移動などの作業が自動化できることで管理コストを大幅に削減する。同社によれば、維持、運用コストを43%削減し、結果として、3年間のTCOを27%削減できるという。

 価格は、Symmetrix V-Max用FASTソフトウェアSuiteが、1テラバイト構成時で283万円から。「Symmetrix Optimizer」および「Advanced Tiered Storage Management」ユーザー向けの追加ライセンスである「V-Max FAST ADD ON」は113万円から。CLARiX用は、「FAST LUN Migrator Suite」が61万円から、「CX FAST ADD-ON」が25万円から。Celerra用は、「Rainfinity FMA」が513万円。「Rainfinity FMA/VE」が260万円から。

 また、今後のFASTの進化についても説明が行われ、「Thin」「Small」「Green」「Gone」の観点から改善に取り組むとした。

 Thinの分野では、仮想プロビジョニングへ対応し、さらに小さなブロック単位の自動階層化を行うことで、多くのアプリケーションで保存領域のサービスレベルを最適化していく。また、SmallおよびGreenでは、圧縮や重複除外、スピンダウンといったストレージ容量を削減する効率化技術に対応し、容量と消費電力の40〜50%削減を目指すという。Goneは、データのライフサイクル管理に関する強化点で、60〜90日間アクセスがなかった情報について自動的にアーカイブし、1年アクセスがなかったデータはクラウド上に自動移管、コンプライアンスによるデータ保持期間を過ぎたものは削除するといった処理の自動化を実現するという。

 「データ量と管理負担は、4年後には現在の5倍にもなる。今後も継続的に技術を進化させることで、将来に渡って自動化によるストレージの効率化が図れる」(若松氏)とする。

*** FASTソフトウェアの導入によるストレージコスト削減例。購入コストと運用管理コストの削減により、TCOに大きな差が出るとする。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]