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記事集:クラウドのネットワーク監視

SAP、BPMソフト最新版提供--業務担当者とシステム開発者でモード切替が可能に

田中好伸(編集部)

2009-12-17 13:14

 SAPジャパンは12月16日、業務プロセスを可視化して継続的改善を実現させる開発ソフトの最新版となる「SAP NetWeaver Business Process Management(BPM)7.2」を12月21日から提供することを発表した。

 NetWeaver BPM 7.2は、標準規格に基づいた統合開発実行環境「SAP NetWeaver Composition Environment(CE)7.2」のコンポーネントとして提供される。NetWeaver CEはオープンソースソフトウェア(OSS)の統合開発環境(IDE)「Eclipse」をベースにしたコンポジットアプリケーション開発環境。開発と実行のそれぞれの環境が統合されていることで、開発サイクルの短縮化とコスト削減が実現できるとしている。

 最新版となるNetWeaver BPM 7.2は、業務担当者向けとシステム開発者向けのモードを切り替えられるようになっている。業務プロセスのモデリングでは、業務部門とシステム部門の協業が重要になる。

 システム開発者向けの詳細なモデリング設計画面に加えて、最新版では、業務担当者向けに業務視点で必要な設定項目のみを設定できるモデリング設計画面を搭載している。これで業務担当からシステム開発へのモデリング設計の伝達がよりスムーズになり、システム開発者向けモードに切り替えてデザイン、開発ができるようになるとしている。これで、業務部門主導の業務プロセス設計が可能になるという。

 最新版ではまた、ユーザーインターフェース(UI)技術が拡張されている。UIの自動生成機能が追加されることで、開発工数が削減されるという。

 これまでもUI開発として「Web Dynpro for Java」だけがサポートされていたが、最新版ではアプリケーション開発を簡素化するツールとして「SAP NetWeaver Visual Composer」もUIとして選択できるようになっている。加えて、対話式フォームを追加できる「SAP Interactive Form by Adobe」と統合することで、オフラインの対話式フォームを利用して、顧客や取引先などの社外のユーザーも業務プロセスに参加できるようになっている。

 最新版ではまた、プロセスリポーティング機能が拡張されている。データウェアハウス機能を統合したビジネスインテリジェンス(BI)基盤「SAP NetWeaver Business Warehouse(BW)」と連携してNetWeaver BPMで実行される業務プロセスの稼働状況やサービスレベルと比較した遅延状況などのプロセス品質を測定するリポート作成機能が追加されている。

 これで、業務プロセス上のボトルネックの分析や改善といったPDCAサイクルの向上に役立てられるようになっているとしている。また、たとえば、購買申請をしたときに単純に購買申請の承認を上長に求めるのではなく、累計の申請額や品目ごとの申請累計額、季節傾向などがどう変わるかなど、業務分析をシミュレーションしたリポートを自動生成して、上長に転送でき、高度な意思決定が素早く行えるとしている。

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