日本IBMの開発運用による北國銀行コールセンターシステムが稼働開始

大川淳

2010-01-13 16:34

 日本IBMは、同社が受注し、2008年10月から開発を行っていた、北國銀行の「コールセンターシステム」が、当初の予定通り、2010年1月12日に稼働を開始したと発表した。

 北國銀行、第四銀行、千葉銀行、中国銀行、伊予銀行の5行は、「TSUBASA(翼)プロジェクト」として、サブシステム先行方式でシステム共同化を検討している。今回稼働を開始した「コールセンターシステム」は、サブシステムの中で最初の共同化システムとして、第四銀行、千葉銀行、北國銀行の3行で共同化を進めており、2009年11月には、第四銀行での稼働を開始している。今回の北國銀行での稼働開始はこれに続くものという。

 コールセンターシステムは、「IBMチャネル共同センター・サービス」のシステム基盤を活用して構築された。「IBMチャネル共同センター・サービス」はインターネットと音声の統合チャネルを複数の金融機関で共同利用できるアウトソーシングサービスで、IBMは構築だけでなく、システム運用やアプリケーションの保守を担当している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  2. ビジネスアプリケーション

    新規アポ率が従来の20倍になった、中小企業のDX奮闘記--ツール活用と効率化がカギ

  3. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  4. セキュリティ

    「どこから手を付ければよいかわからない」が約半数--セキュリティ運用の自動化導入に向けた実践ガイド

  5. ビジネスアプリケーション

    改めて知っておきたい、生成AI活用が期待される業務と3つのリスク

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]