Adobeは1月第4週もパッチを公開し、Shockwave Playerに存在する2件のコードが実行される可能性のあるセキュリティホールを修正する深刻度「クリティカル」のアップデートをリリースした。
この脆弱性は、WindowsおよびMac上のAdobe Shockwave Player 11.5.2.602以前のバージョンに影響がある。
Adobeのアドバイザリによれば、これらの脆弱性の悪用に成功した場合、影響のあるシステム上で悪意のあるコードを実行できる可能性がある。
- このアップデートはコードの実行につながる可能性のある、バッファオーバーフローの脆弱性を解消している(CVE-2009-4002)。
- このアップデートはコードの実行につながる可能性のある、複数の整数オーバーフローの脆弱性を解消している(CVE-2009-4003)。
AdobeはShockwave Playerのユーザーに対し、バージョン11.5.2.602以前のバージョンのShockwaveをシステムからアンインストールし、システムを再起動した上で、Shockwaveバージョン11.5.6.606をインストールすることを推奨している。
Adobeによれば、インターネットが利用できるデスクトップPCの4億5000万台以上に、Adobe Shockwave Playerがインストールされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ