三菱総研DCS、間接業務のシェアードサービス企業を子会社化--BPO事業拡大目指す

日高彰

2010-02-02 12:31

 三菱総研DCSは2月1日、衛生用品大手ユニ・チャームの間接部門を請け負っているユービーエスを子会社化すると発表した。ユービーエスに80%出資しているオムロン パーソネルが持つ全株式を4月1日付けで取得する。

 ユービーエスは、ユニ・チャームのグループ間接業務を集約するため1999年に設立されたシェアードサービス会社。2007年に人材派遣のオムロン パーソネルから出資を受け、現在の出資比率はオムロン パーソネルが80%、ユニ・チャームが20%。4月からは三菱総研DCSが80%出資することになる。

 三菱総研DCSは事務アウトソーシング(BPO)事業の拡大を目指しており、人事や経理、総務、営業事務支援、受注といった業務で専門性を持つユービーエスを傘下に収めるに至った。

 三菱総研DCSでは、同社が持つIT活用のノウハウをユービーエスに持ち込むことで、ユニ・チャームグループの業務効率化やコスト削減に貢献するとともに、ユービーエスの専門性を活かしてBPOサービスの品質向上を図っていくとしている。

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