東芝ソリューション、教育ソリューションでクラウド展開を開始

ZDNet Japan Staff

2010-02-15 12:47

 東芝ソリューションは2月15日、教育ソリューション「Generalist/LM (Learning Management)」のSaaS型となる「Generalist/LM (SaaS)」を2月より提供すると発表した。

 Generalist/LMは、東芝ソリューションが2001年に発売した教育ソリューションで、大規模企業から中堅企業まで約350社、320万人への導入実績がある。今回のSaaS化は、同社が取り組んでいるクラウドビジネスの一環で、同社製アプリケーションのSaaS対応としては初めて。今後も情報活用機能など特色のあるアプリケーションのSaaS化を進める予定という。

 Generalist/LM (SaaS)の特徴のひとつに、研修管理機能がある。個人別、組織別の受講進捗状況の確認や、修了テスト分析、アンケート集計ができるほか、Eラーニング以外の集合研修を管理する機能もオプションで利用できる。

 また、Generalist/LM (SaaS)ではBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービスも提供する。東芝グループで運用ノウハウを持つ専門組織がシステム運用を行うことはもちろん、画面デザインやユーザー独自の機能追加など、アドオンやカスタマイズのサービスも提案する。

 Generalist/LM (SaaS)の利用価格は、1000人までで月額28万円(税別)。これには、Eラーニング実施のための標準基本機能や、Eラーニング教材の受講、および受講状況の管理機能、教材作成ツールの利用が含まれる。別途、利用開始時に環境初期設定費用が58万円、1日半の管理者教育費用が25万円必要だ。

 東芝ソリューションは、Generalist/LMの売上目標として、2015年までに20億円を見込んでいる。

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