米VMwareは、クラウドとクラウドを接続して相互運用性を保持する「vCloud API」を開発、標準化技術の業界団体「Distributed Management Task Force(DMTF)」にvCloud APIの仕様を提出している。またVMwareは、データセンター間でVMをライブマイグレーションする「Long Distance VMotion」を開発しているところだ。こうした取り組みを続けているヴイエムウェアとして、今回のVblockは「今後のインターナルクラウドとエクスターナルクラウドを連携させる」(三木氏)ものと説明している。
諸星氏は、ハードウェアベンダーが仮想化パッケージを提供していることに関連してVblockの優位性をこう説明する。
「Vblockは、統合された製品であり、すでに検証済みのインフラ製品。検証済みのOSは20以上であり、稼働するアプリケーションも300以上が検証を終えている」
