日本ユニシスグループのユニアデックスは2月24日、地域中小企業の経営課題解決と地域経済活性化に結びつくICT化支援事業の一環として、秋田銀行と提携し、秋田県内中小企業へのICT化支援コンサルティングサービスを開始すると発表した。
今回の提携サービスは、秋田銀行の取引先企業から寄せられたICT化に関する相談を、同行がユニアデックスに紹介するもの。紹介を受けたユニアデックスは、ICTに関する現状分析や課題の抽出、絞り込みなどの「無償コンサルティング」を行い、秋田県内に在住するITコーディネータ資格認定者による「秋田県ITコーディネータ情報連絡会(ITC秋田)」「秋田県情報産業協会」、および地域のICT企業と連携して解決策を提示していくという。
秋田銀行は、ICT化支援サービスを新たに提供することにより、取引先企業へのサービス内容をさらに充実させ、地域経済の活性化を図っていきたいとしている。また、ユニアデックスは、地域主要銀行を軸に地域ICT企業、地域団体との連携で解決するこうした「提携事業」をすでに千葉銀行、第四銀行、湘南信用金庫、朝日信用金庫とともにそれぞれ開始しているという。 同社は今後、さらに全国の地元金融機関との連携を拡大し、支援準備の整った地域から順次サービスを展開していくという。