日本ユニシス、ユニアデックス、ネットマークスの3社は7月16日、ワークスタイル変革コンセプト「PowerWorkPlace」に基づいて、3社が持つユニファイド・コミュニケーション・ソリューション(UCソリューション)を体系化した。
3社が提供する「PowerWorkPlace UCソリューション」は、個々の利用分野におけるユーザー企業の適用例を想定した具体的ソリューションとして体系化、マイクロソフトのUCやシスコシステムズのUCとの連携を実現、ユーザー企業は容易・迅速に環境を構築できるとともに、導入後の拡張展開も容易としている。日本ユニシスグループでは、PowerWorkPlace UCソリューションを含めたICT・コミュニケーション系サービスソリューションとして2010年度に200億円規模の売り上げを目指す。
日本ユニシスグループでは、日本ユニシスがマイクロソフトのUCのゴールドパートナー、ネットマークスがCISCO UCのMaster UC Specialization取得パートナーとして協業、両社の特徴を活かしたUC連携システムをワンストップで提供できるとしている。これにユニアデックスのモビリティソリューションを加えることで、フリーアドレスや在宅勤務など、企業のワークスタイル変革にも柔軟に対応できるUCソリューションを提供できると説明している。
PowerWorkPlace UCソリューションでは、(1)フリーアドレス向け、(2)BCP・在宅向け、(3)ビジネスパートナー向け、(4)既存テレビ会議・UC連携、(5)UC&コラボレーション――の5つのソリューションを用意している。具体的に用意される製品群は以下の通り。
- Microsoft Office Communications Server
- Microsoft Exchange Server
- Microsoft Office SharePoint Server
- 2007 Microsoft Office system
- Cisco Unified Communications Manager
- Cisco Unified Presence Server
- Cisco Unified IP Phone
- Cisco TelePresence
- Cisco UC活用アプリケーション(課金/監視システムなど)
- F5 Networks BIG-IP Local Traffic Manager
- F5 Networks FirePass Remote Access Controller
- NET VXシリーズ
- ARUBA モビリティーネットワーク・システム
- TANDBERG Codian Multipoint Control Units システム
- NextGen SIPサーバ/SIPアプリケーション
- e-コラボ・スイート