日本IBMは2月25日、IBMビジネスコンサルティングサービス(IBCS)を4月1日付けで統合することを発表した。経営戦略策定支援から情報システムの構築、運用、業務変革、アウトソーシングを一貫して提供できるとしている。
IBCSの前身は独立系コンサルティングファームのPwCコンサルティング。2002年10月にIBMグループになっている。経営戦略からIT活用による変革実現までに関するコンサルティング事業を担い、日本IBMとは、事業と組織の両面で緊密に連携している。
日本IBMは、「変革のスピードと実行力が求められる企業の経営ニーズに即応するため、IBCSが持つビジネスコンサルティング能力を融合することで企業の経営課題を洞察し、IBMの変革支援の実績を活用して、企業のビジネスの成功に向けた価値提案、戦略策定から実行、実現までを支援していく」としている。