SCS、日立情報とアンリツ製帯域制御アプライアンスの代理店契約

富永恭子(ロビンソン)

2010-02-25 15:39

 住商情報システム(SCS)は2月25日、日立情報システムズ(日立情報)とアンリツネットワークス製帯域制御アプライアンス「PureFlow GS1」シリーズの販売パートナーとして代理店契約を締結したことを発表した。

 PureFlow GS1シリーズは、帯域制御設定誤差1%以下という階層化シェーピング機能による高精度の帯域制御と通信の不安定要因を払拭するバーストトラフィック抑制機能が特長という。ディスクレスアーキテクチャによる低い障害率で耐久性に優れ、既存の冗長化環境にも容易に設置、導入できるとしている。「PureFlow GS1-GR/GBR」は電源冗長化もサポートする。ネットワークに混在するトラフィックの帯域をコントロールし、通信品質を確保するという。

 SCSは販売代理店契約締結によって、PureFlow GS1シリーズを多数のネットワーク構築の実績とノウハウをもつ日立情報が活用することで、次世代ネットワーク環境でも安定したネットワーク構築を提供することが可能になるとしている。

 現在、PureFlow GS1シリーズの大企業や通信事業者などへの導入実績は2000台以上という。今後SCSは日立情報とともに、通信事業者をはじめ、ミッションクリティカルなネットワークが必須となる官公庁や金融機関、大学などの文教系、電子商取引(EC)事業者などを中心に提供を進め、機器販売から各種支援サービスを含めた積極的な展開を行っていくとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]