これからは“見せる化”--ウイングアーク、Dr.Sum EAの新フロントツール - (page 2)

田中好伸(編集部)

2010-03-25 14:50

Dr.Sum EAのラインアップを拡充

 またウイングアークは同日、BIエンジンのDr.Sum EAのラインアップに「Dr.Sum EA Premium Plus」と「Dr.Sum EA One」を追加、出荷を始めたことも発表している。価格はOneが105万円から、Premium Plusが630万円からとなっている。

 Oneは対応データ件数が1000万件、中堅中小企業を対象にBIを“小さく始める”ためのローエンドモデルと説明する。Premium Plusは対応データ件数が1億〜5億件、中大規模向けとしている。

 Dr.Sum EAのこれまでのラインアップは、小規模向けの「Dr.Sum Standard」、中規模向けの「Dr.Sum EA Advanced」と「Dr.Sum EA Premium」、大規模向けの「Dr.Sum EA Enterprise」の4つとなっていた。このうち、StandardとAdvancedは32ビットOS専用製品だ。

 Oneを追加したのは、64ビットOSが普及したことを受けて、小規模向けでも64ビットが活用されることを想定しているからだ。Premium Plusはデータ件数の増加に対応したものになる。1億件以上の大規模データであっても運用が容易な点を訴求するとしている。

 これでDr.Sum EAのラインアップは、1000万件までのOne、2000万〜1億件のPremium、2000万〜5億件のPremium Plus、1億〜20億件のEnterpriseという構成になる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  2. セキュリティ

    サイバー攻撃の“大規模感染”、調査でみえた2024年の脅威動向と課題解決策

  3. セキュリティ

    従業員のセキュリティ教育の成功に役立つ「従業員教育ToDoリスト」10ステップ

  4. セキュリティ

    IoTデバイスや重要インフラを標的としたサイバー攻撃が増加、2023年下半期グローバル脅威レポート

  5. セキュリティ

    急増する工場システムへのサイバー攻撃、現場の課題を解消し実効性あるOTセキュリティを実現するには

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]