4月12日にとうとう「Pink」登場か?

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:末岡洋子

2010-04-06 13:15

 まだだれも確認を得ていないが、米国時間4月12日の月曜日に待望の「Pink」携帯電話がデビューとなるかもしれない。

 ことの発端は、Microsoftが報道関係者に対して送っている招待状だ。4月12日に米サンフランシスコで開催するなぞのイベントへの招待状で、これが「Pink」ローンチではないか、という憶測を呼んでいる。

 Pinkは開発コード名で、「Sidekick」およびSidekick向けサービスの後継となるものだ。ターゲットユーザーは10代、20代の若者。Pink端末のコード名は、「Pure」「Turtle」「Lion」「Pride」など。PureとTurtleはシャープが製造するが、ブランドはMicrosoftブランドになるといわれている。

 4月12日は「Visual Studio 2010」のローンチ日でもある。だが、Visual Studioのローンチイベント場所はラスベガスで、サンフランシスコではない(サンフランシスコと思っていたが、間違っていた)。Microsoftは「Office 2010」製造工程向けリリース(RTM)も発表するのではないかという憶測もあるようだ。4月12日は、64ギガバイトの「Zune HD」のローンチ日となる可能性もありそうだ(Microsoftは米国時間4月5日、予定通り「Zune 4.5」ファームウェアのアップデートを配信した)。

 Microsoftはこれらの憶測に正式にコメントしていない。代表者は、Microsoftは「現時点では詳細は公開しない」と述べている。

 Pinkに対しては、尻すぼみのような感じをわたしは受けている。Pinkのうわさは以前からあり、月日が経ち過ぎているからだ(わたしがここで最初にPink関連の情報を公開したのは、2008年12月のことだ)。それでも、--もし、Pinkフォンが予想通りにMicrosoftブランドの携帯電話となるのであれば--、GoogleがGoogleブランド携帯電話で行ったのと今回のMicrosoftの戦略がどのように違うのかなどについて、Microsoftが公式にどのような説明をするのかは非常に気になるところだ。覚えている人もいると思うが、Microsoft幹部は以前、Googleブランドの携帯電話を発表することで、Googleはパートナー企業の事業に損害を与えていると非難していたのだ・・・。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  2. セキュリティ

    サイバー攻撃の“大規模感染”、調査でみえた2024年の脅威動向と課題解決策

  3. セキュリティ

    従業員のセキュリティ教育の成功に役立つ「従業員教育ToDoリスト」10ステップ

  4. セキュリティ

    IoTデバイスや重要インフラを標的としたサイバー攻撃が増加、2023年下半期グローバル脅威レポート

  5. セキュリティ

    急増する工場システムへのサイバー攻撃、現場の課題を解消し実効性あるOTセキュリティを実現するには

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]