リアルコムと、同社が主催するビジネス・プロダクティビティ研究会(BP研究会)は5月21日、Microsoft Office SharePoint Server(SharePoint)のテンプレートである「コラボレーション用GSPテンプレート」を開発したと発表した。
BP研究会は、SharePointのユーザー企業によって組織され、同製品の活用に関する情報交換や研究を行っている。テンプレートの名称に含まれる「GSP」は「Good SharePoint Practice」の略で、同研究会での成果などを元にリアルコムがSharePointの効果的な使い方を体系化した方法論であるという。
コラボレーション用GSPテンプレートは、SharePointのチームサイト機能として利用できるアドオンとなっており、リアルコムの販売する「Nintex Workflow」により実装されている。ユーザーにとって使いやすいプロパティ設定やカスタマイズビュー、最終版が作成された後に長期間経った文書の非表示や自動削除機能、メール連携による通知やファイル投稿といった機能が用意されており、チームでのコラボレーションを効率的に行えるとしている。
リアルコムでは、このコラボレーション用GSPテンプレートをBP研究会への参加企業に提供し、そこでのフィードバックを生かしつつテンプレートを改良していくという。また、同社が提供するSharePointおよびExchangeのホステッドクラウドサービス「BPオンデマンド」を通じたテンプレートの提供も予定している。