Linux Foundation、企業でのOSS活用状況をまとめたデータベース最新版を公開

ZDNet Japan Staff

2010-05-27 16:16

 The Linux Foundationは5月27日、約400種類のオープンソースソフトウェア(OSS)を対象に、企業のシステム構築の現場における利用実態をデータベース化した「OSS Database」の最新版を公開した。

 OSS Databaseは、Linux Foundationのワークグループの1つで、システムインテグレーターが中心となる「SI Forum」が、毎年の調査結果に基づきまとめているもの。SI Forumでは、様々なOSSについてメンバー各社におけるシステム構築現場での利用実態を調査しており、その結果をユーザーおよびSIベンダー各社がOSSを選定する際の情報として、検索して活用できるようデータベース化している。

 今回公開された最新版のOSS Databaseには、2009年に実施した調査結果が反映されており、調査対象のOSSは、前年の256件から398件へと増加した。また、これらの各OSSについて、SI Forumのメンバー企業にアンケート調査を行い、各社の利用度に応じて5段階にランク付けを行っているという。そのほか、検索画面などをより使いやすい形に改良しているという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ChatGPTに関連する詐欺が大幅に増加、パロアルトの調査結果に見るマルウェアの現状

  2. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  3. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  4. セキュリティ

    いま製造業がランサムウェアに狙われている!その被害の実態と実施すべき対策について知る

  5. セキュリティ

    VPNの欠点を理解し、ハイブリッドインフラを支えるゼロトラストの有効性を確認する

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]