#5:ユーザーがリムーバブルメディアについて理解していることを確認しておく
このことは、「どのような」OSを使用しているユーザーに対しても注意しておく必要がある。筆者はこれまでもWindowsユーザーに対して、通知領域上のUSBアイコンをクリックしてからUSBデバイスを取り外すようにと口を酸っぱくして説明している。しかし、そういった操作を行わず、USBドライブ上のデータが破損したことに首をかしげているユーザーが数多くいるのである。同じことはLinuxの場合についても言える。ただ、この点はMacユーザーがLinuxに親しみを感じるところだろう。USBドライブを抜き取る前にそのドライブ(あるいはデバイス)の「イジェクト」を行うよう、ユーザーに対して教えておくべきである。何の操作もせずにデバイスを取り外した場合、WindowsやMacでは大丈夫であったとしても、Linuxではおそらくデータの喪失につながるはずだ。
他にティップスは?
こういったティップスを実践することで、Linux初心者を支援することができるはずだ。彼らが基礎をマスターした暁には、アーカイブやファイル権限、マルチユーザー環境といったことに関するより高度なティップスを提供してもよいだろう。
あなたは、Linux初心者に渡す「困った時のティップス一覧」を持っているだろうか?あるという方は、他の読者に教えてあげてほしい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。