5:個人的なフォルダやファイルをプライベートなものとして設定しておく
マシン上のフォルダやファイルを他のユーザーと共有する場合であっても、プライベートなフォルダを持ち続けることは可能である。こういった機能は、個人的な情報を抱えている場合、特に重要なものとなる。企業によっては個人的なファイルをデスクトップマシン上に保存することを許可していないものの、そういった厳格な企業は珍しいと言えるだろう。企業が個人的なデータの保存を許しているのであれば、そういったデータに同僚がアクセスできないようにしておきたいはずだ。
こういったことを行う方法は、プラットフォームによって異なっている(しかも、Windowsというプラットフォームはさまざまなエディションに分かれているため、話はさらに複雑になる)。しかし基本的には、フォルダ単位にアクセス許可を設定し、特定ユーザーのみが該当フォルダにアクセスできるようにするという方法になる。Windowsの場合、フォルダを右クリックし、[プロパティ]を選択する。その後、表示されたプロパティダイアログボックス中の[セキュリティ]タブを選択し、アクセス許可の内容を編集することで、特定ユーザーのみが該当フォルダにアクセスできるようになる。
決定的なティップスはあるのか?
デスクトップPCを100%セキュアにできる確実な方法があると言い切れれば、どれだけ素晴らしいことか。しかしそういったことは、マシンをネットワークから切り離し、電源を切ってしまわない限り、無理な相談だ。しかも、そんなことをすれば仕事の生産性は著しく低下してしまうだろう。このため本記事で紹介しているティップスを実践することで、少しでもデスクトップPCをセキュアなものにしてほしい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。