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米MSのターナーCOO、Dynamicsで「ダイナミックビジネスの世界へ」 - (page 2)

藤本京子

2012-03-21 11:22

 Microsoftはすでに、2012年第2四半期に顧客管理ソリューション「Microsoft Dynamics CRM Online」をアップデートし、マルチデバイス対応のモバイルアプリの提供を発表しているが、同製品は第4四半期にもアップデートを予定しているという。

 「ソフトウェアパッケージでは製品アップデートに数年を要していたが、クラウドサービスでは年に2回のアップデートを実施する」とTatarinov氏。第4四半期のアップデートでは、ソーシャル対応のカスタマーケアやクラウドベースのデータ拡張サービスが追加される予定だ。

米Microsoft ビジネスソリューション担当プレジデントのKirill Tatarinov氏
米Microsoft ビジネスソリューション担当プレジデントのKirill Tatarinov氏

 2011年9月にリリースされたエンタープライズ向けERP「Microsoft Dynamics AX 2012」(日本での現行バージョンは「2009」)には、小売業界に特化した「Microsoft Dynamics AX 2012 for Retail」が新たに追加される。また、第4四半期には2012 R2がリリースされる予定で、R2では小売業界向けのウェブストア機能や、SQL Serverを活用したビジネスインテリジェンス機能「RoleTailored」など、各業界に特化した機能がさらに強化されるという。Tatarinov氏によると、AX 2012の日本語版はR2のリリースと同時に提供開始される予定だ。

 同じく2012年第4四半期には、中小企業向けのERPである「Microsoft Dynamics NAV 2013」および「Microsoft Dynamics GP 2013」(両製品とも日本では未提供)が「Windows Azure」ベースのクラウドから提供される予定だ。クラウド対応はエンタープライズ向けのAXでも進められており、次期バージョンのAXはエンタープライズクラウドサービスとして進化するという。

 このように、2012年はDynamicsポートフォリオのほぼ全製品がアップデートされることになる。Tatarinov氏は、今回のイベントを機に「世界はダイナミックビジネスに向かって進んでいく」と述べた。

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