日立、東大と共同開発のDBエンジンを製品化--データ検索が従来の100倍

田中好伸 (編集部) 2012年05月28日 16時49分

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 日立製作所は5月28日、東京大学と共同で展開している超高速データベース(DB)エンジンの研究開発の成果を製品化、「Hitachi Advanced Data Binderプラットフォーム」として6月7日から販売することを発表した。価格は個別見積もり、6月29日から出荷する。

 日立は東大と共同で、ハードウェアの性能を最大限に引き出す超高速DBエンジンの研究開発を展開し、最終的な目標として2013年度内に従来型DBエンジンと比較して800倍程度のデータ検索性能達成を目指している。研究開発の成果として製品化されるAdvanced Data Binderは従来比で約100倍のデータ検索性能を発揮すると、そのメリットを強調。ビッグデータの高速処理を求める市場ニーズに対応できると説明している。

 製品化された超高速DBエンジンは、データ入出力要求の発生順序とは無関係な順序で非同期にデータを処理する「非順序型実行原理」に基づいてデータ入出力を処理する仕組みを採用。サーバのマルチコアプロセッサとストレージシステムの利用効率を最大限に高められ、高速なデータ抽出と検索が可能になると説明している。標準のSQLに対応することで、ユーザーの既存分析ノウハウを活用できるという。

 日立は、同社のサーバ「HA8000」シリーズとSSDを搭載するストレージを組み合わせ、このDBエンジンを載せた事前検証済みのベストプラクティスモデルとしてAdvanced Data Binderプラットフォームを提供する。

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