OBCと日本MSが協業--Windows Azure上で「奉行」のオプションサービス

田中好伸 (編集部) 2012年06月05日 16時34分

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 オービックビジネスコンサルタント(OBC)と日本マイクロソフトは6月5日、中堅企業向けクラウドサービスの提供と販売で協業を開始した。PaaS「Windows Azure Platform」を基盤にして新しい製品やサービスを開発、販売していく。

 協業の第1弾として、OBCの統合基幹業務システム(ERP)パッケージ「奉行V ERP」のユーザー企業向けにオプションとして「奉行クラウドオプション」を発売する。奉行クラウドオプションは仕訳伝票、給与賞与明細照会、勤怠管理の3つを6月6日からOBCの販売パートナーが販売する。

 奉行クラウドオプションはWindows Azureを基盤に、社内設置(オンプレミス)で稼働する奉行V ERPとシームレスに連携するクラウドサービス。複数拠点、複数担当者で処理する機会が多い業務に焦点を当てて、即座に導入、運用できると、そのメリットを説明する。

 拠点業務処理をこなすシステム構築にかかるソフトウェアライセンスやハードウェアなどの初期費用を削減できる。ユーザー企業によるソフトウェアやハードウェアのアップグレード、メンテナンスが不要となり、保守管理コストをかけることなく、常に最新の環境でサービスを利用できるメリットもあると主張する。

 奉行クラウドオプションで提供される「奉行クラウドオプション 仕訳伝票 for 勘定奉行V ERPシリーズ」は、地方拠点や部門の伝票処理を分散化できるとしている。

 「奉行クラウドオプション 給与賞与明細照会 for 給与奉行V ERP」は、人事給与パッケージ「給与奉行V ERP」で作成された給与や賞与の明細をクラウドを利用して従業員に配布する。毎月の給与明細書の発行費用が不要になり、コスト削減と明細書配布に伴う手間や紛失といったリスクをなくすことができる。

 「奉行クラウドオプション 勤怠管理 for 就業奉行V ERP」はウェブブラウザ上で勤怠管理する。従業員のPCから出勤を打刻したり、共有PCにカードリーダを付けて打刻したりするなど、勤怠記録の端末を容易に増やすことができる。勤怠管理担当者は従業員の出勤状況を確認、修正することも可能だ。

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