トレンドマイクロは企業向けセキュリティソフト「ウイルスバスター コーポレートエディション(Corp.)」のオプションプラグイン「Trend Micro Power Management」を7月17日から受注することを発表した。7月19日から出荷する。
ウイルスバスター Corp.のユーザー企業は、クライアントPCにWindowsの電源プランを一括で適用して、節電を図ることが可能。同時に電力の消費状況も把握できる。サポートするOSはWindows XP/Vista/7になる。
ウイルスバスター Corp.の管理サーバにPower Managementのプログラムをダウンロードして、エージェントをクライアントPCに配信することで利用できる。クライアントPCでの作業は不要だ。
管理者は、ディスプレイやハードディスクの電源をオフにするまでの時間、スリープ状態や休止状態に切り替えるまでの時間を設定、クライアントPCに配信して電源設定を適用する。グループごとにプランを作成して、設定することも可能だ。
設定した電源プランが適用されたPCを一覧できるほかに、社内PCの稼働時間やスタンバイ時間を1台あたりの平均、全PCの合計をグラフにして表示する。管理者が自社の電気料金や社内PCの平均消費電力を設定することで、任意の期間内の電力コストを算出して、グラフで比較することも可能と説明している。
税別価格は100ユーザー版で23万円、500ユーザー版で42万円。7月19日~9月30日のキャンペーン価格(税別)は100ユーザー版が16万1000円、500ユーザー版で29万4000円になっている。